モラハラ王国へようこそ!

モラハラで潔癖症な夫とのモラハラ王国での生活を備忘録的にまとめてみました。

強制的な『ありがとう』を要求するモラ様


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モラ様は結婚前から『ありがとう』を伝えることがとても多い人だった

 

同棲して家事を分担していたので

『洗濯物干してくれてありがとう』

『ご飯作ってくれてありがとう』

『洗濯物畳んでくれてありがとう』

『水筒にコーヒー入れてくれてありがとう』

 

とにかく何をするにも『ありがとう』を言ってくれた

最初は「あぁ、この人は感謝の気持ちをしっかり表現する人なんだな。嬉しいなぁ」と思っていた

 

私は同じように

「掃除してくれてありがとう」

「布団敷いてくれてありがとう」

「お風呂掃除してくれてありがとう」

と伝えた

 

こんな風にお互いちゃんと感謝の気持ちを伝え合えば仲良く暮らせるかも、と思っていた

 

 

しかし、私はうっかり感謝の気持ちを伝えるのを忘れてしまう事が増えた

 

感謝していないわけではない

相手が家事をして当然だとも思っていない

 

ただ、私は感謝の気持ちを声に出して表現するのを忘れた

意識して言い続けた結果、うっかり忘れた

 

モラ様は途端に機嫌が悪くなる

「ありがとう」と言われなかった事にとても不機嫌なオーラを纏うようになった

 

私は必死で「ありがとう」を忘れないようにする

 

次第に脅迫的な感じがしてきた

「ありがとう」って言わなきゃ

「ありがとう」って伝えなきゃ

 

それはもう、強制的なありがとうになっていた

 

だんだん、「ありがとう」から「すみません」や「ごめんなさい」と言うようになってしまった

 

家事をさせて申し訳ない

私がやらなければならないのに

そう思ったら「ありがとう」よりも

「ごめんなさい」が先に出てしまった

 

「ごめんね、洗い物やってくれたんだね」

「洗濯物ごめんね、畳んでくれて」

 

モラ様はもっと機嫌が悪くなる

 

そしてだんだんモラモラしてくるのが雰囲気で伝わる

 

私はモラモラしているのを見て更に「ごめんなさい」や「すみません」を言うようになった

 

それがモラ王国の悪循環の始まり