義母からの電話
今日はモラ様が患った病気の検査結果が出る日
朝早くからモラ様は病院へ行きました
私は仕事
朝9時頃、義母から着信
しかし、私出られず…
その後、二回折り返すも不在
とりあえず、義母にメールを送る
着信に気付いたら電話ください、と
きっと、モラ様と一緒に居るのかもしれない
安易に着信残したらバレてしまう
そう思って、それ以降は電話を掛けなかった
待てども待てども義母からの着信はない
夕方5時、ようやく義母から電話が入る
しかし、ここでもまた私出られず( ´△`)
タイミング悪すぎる~~
もやもやしたまま、終日仕事をしていたので、終業と共にすかさずかけ直す
「ごめんね~、スマホなかなか使いなれなくて~仕事中~?」と威勢のいい義母
背景の音から察するに家にいるような響き具合の音声
「なんかね~、メールとか送ってくれたんだって?全然わからなくて~」
前振りが長く感じる
早く本題に入ってほしい
「それでね~、途中まで車で行って、電車で病院へ向かったのよ~、お父さんも一緒に~」
「買い物行ってて、なかなか電話できなかったのよ~」
この時点で、モラ様を連れ帰る気はないことがわかる私
私が帰宅したらモラ様がいる
そう思ったら心臓がバクバクしてきた
「検査結果聞いてね~、やっぱり肝機能が~(どうのこうの)」
検査結果なんてどうでもいい
そのあとどうしたのかを聞きたい
「だからね~、火曜日また違う検査結果が出るみたいで~、養生が大事みたいだから~嫁ちゃん、宜しくね♥️」
……………………。
はい?何を宜しくね♥️なんだ?
思考回路が一瞬止まる
「えっと…実家には帰らない、ってことですか?」
恐る恐る尋ねる
しかし伝わらないようで再度はっきり尋ねる
「モラくんをそちらで看ていただけないって事ですよね?」と。
「だってね~、あの子だって仕事があるでしょう?何か大事なプロジェクト抱えてるみたいじゃない?」
「こっちから仕事は通えないでしょ~???」
義母には、どうやら伝わらなかったようだ
私は明日からの三連休の話をしていたのに
これ以上、義母と話しても意味がない
そう思った私は
「ご連絡ありがとうございました♪」と元気に電話を切った