モラ様の焦りを感じる
今夜は、離婚についての話し合いをする日
私は出勤、モラ様は休み
加害者更正プログラムも休みを取って
話し合いに向けて準備をしたいようなので朝から色々と言われた
「源泉徴収票準備できてる?あるなら計算しておくから貸してほしいんだけど」
「口座の残高はATMでお金引き出して明細出すかんじでいいよね?」
「前に嫁さんが書いておいた離婚届まだある?俺の欄書いておくから、出しておいて欲しいんだけど」
立て続けに言われて、私の思考は追い付けない
相変わらず俺様ペースに持ち込もうとしている
久しぶりの俺様節で私の心臓はバクバクする
「源泉徴収票は印刷してあるからあとで渡すね」
平静を装うのに精一杯になる
「ATMは…土曜にお金下ろすと手数料かかっちゃうなぁ…今日じゃないとダメ?」
低姿勢で話しかけてみた
きっとモラ様はそんな回答想定内だったのだろう
「じゃぁスマホで残高照会できるよね?それスクショしよ」
まぁ残高はもう小細工しようもないのでモラ様の提案を受け入れるしかない
記入済みの離婚届は段ボールにしまってある
封をしていないのですぐに出せる状態だが
出勤前だったので
「明日でもいいかなぁ?」と聞いてみた
「全然いいよ!」と快く返事はしてくれたが
「和室の段ボールにあるよね?あるの知ってるよ」とモラ様は核心をついてきた
((( ;゚Д゚)))
そういえば数日前段ボールのうえにあったブランケットがどかされていた
中身を確認した形跡はあった
その時に見たんだろうな…
「知ってるんだったら自分で出せばいいじゃん」
気持ちが悪い
知ってて私に出すように頼んだんだから本当に気持ち悪い
そんな、やり取りの後
モラ様は息子を保育園に送っていった
ひとり家に残って出勤前の身支度をしていた私は
記入済みの離婚届を持ち出した
会社のデスクに避難させるために