2/13 第一回 離婚協議
朝からモラ様の焦りを感じていた私は話し合いをする前に
とても低姿勢で謝罪の言葉を述べた
「まずは…信用できないって思わせるようなことしてごめんなさい…」私は謝った。謝って、モラ様が攻撃できないように弱さを見せた。案の定、モラ様は攻撃しづらくなり、記入済みの離婚届のことには一切触れてこなかった。
最初のターンは私から
持っていきたいもの、欲しい家財など、軽く話した
どれもモラ様は快く了承してくれた
そして、離婚届を出すタイミングも私が資格免許申請中なので、その手続きが終わるまで待ってくれると約束してくれた
(戸籍やら住所やら提出してるものと相違するとめんどくさいので)
次はモラ様のターン
まずは養育費
これには驚いた
元嫁の子供にも養育費を払っているため裁判所が出している算定表が使えないらしい
いや、そんなことないだろ!と思ったが、
まずはモラ様の言い分を聞いてみた
算定表が使えないから自分で計算した、と。
計算式も弁護士に聞いて自分でやった、と。
そしたら、算定表の半額を提示してきた。
これには驚きを隠せない。
どうやったら、こんな金額が出てくるのか…
そして、期間は20歳まで
こちらも、一般的な期間を提示してきた
次に面会交流権
これは月イチを主張してきた
元嫁の子が3ヶ月に一回だが
「これぐらいのペースでよかったわ。月イチだったら多く感じたかも」とぼやいてたくせに。
養育費の件では「元嫁の子がいるから…」と言って算定表の半額を提示していたのに、面会交流の件では「元嫁の子は関係ないから同じ3ヶ月サイクルにする必要はないでしょ」と主張。
自分に都合のいい条件ばかりを提示するモラ様は相変わらずと言ったところか。
ここも私は検討すると言って、モラ様の要望だけを聞いた。
次は財産分与の話
持ち家の財産分与は私に数十万円支払う計算になった
計算式を長々と説明してくれた
生命保険は、「嫁さんが払ってる保険は計算するために見させてもらいました」と前置きを踏まえて話し始めた。
勝手に見られたことはとても気持ちが悪かったが、どうやら私の方が多く貯蓄型の保険に入っているため解約返戻金があるらしい
それは、一年前の家計負担割合の話をしたときに知って、モラ様は自分の負担が増えるのを避けるため家計費に含めたくなく、除外対象とされていた保険だった。
でもモラ様はここで良い人を演じる
「嫁さんからお金もらおうだなんて全然思ってないから!むしろ、住宅の財産分与だけにして渡すから!」と、揉めない算段を取ろうとする
何を偉そうに。自分がDVをしてきたことは触れずに話を進めるなんてクズだ。
次に預金のところを話そうとしていたが、これもモラ様の戦略通り
難しい計算式を話して私の集中力が欠けてきたところで
「預金も同じように計算しなければならないし、こどもたち名義のお金も同じように計算しなきゃいけないんだよね…家の財産分与はあげるからさ、生命保険のは俺はもらわないし、預金は計算するのやめない?」と。
預金額すら明示することなく話を切り上げようとしていた。
なんなら通帳を廃棄したのでATMの明細で話をしようとしていた
あれ?ATMの明細って定期預金の残高とか出たっけ?ここも、モラ様の戦略か。
「財形貯蓄も言われると思ったから解約して預金に含めたよ」とも言っていたが本当かどうかわからない。
「退職金も財産分与の対象だけど、会社辞める訳じゃないのに聞くのもねぇ…お互い嫌でしょ?だから退職金も財産分与しないってことでいいよね?」
期待を裏切らないクズっぷりで、私は呆気にとられた
まぁ、まずは第一回はモラ様の主張を聞くところまでで話は終了
朝の勢いとは違ったことには驚いたが、内容が完全にモラ様主導だったので、相変わらずなのか。
来週、私からの要望を伝えられるよう、こちらも準備をしていきます。