『感情』と『行動』を分ける

長い長いGWも終わり、やっと事前講習残りの90分を受講することができました。

でも、モラ様はいつグループワークに行くのでしょうか？？予約している雰囲気がありません。今週末も飲み会があるため、たぶん次の日は朝起きるの辛いからって行かないんだと思います。( ´△｀)

さて、今日の話題を小分けにして書いていきます。事前講習は一対一の対談形式です。まず、GWはどんな風に過ごしたのかというところから、少しずつ掘り下げていきました。

■モラ様のグループワーク

これ、私が一番最初にききたかったことです。4/13(土)に一回参加したっきり、音沙汰なしでした…飲み会やら夜勤やらであっという間にGWになり、GWが明けても家のカレンダーには予定が書かれません。ですので、私はまず「主人がグループに参加してないようなんですけど…予約とか申込みとかしてますか？」とお伝えしたら、「グループは必ず毎週参加するものなので、予約とかないんですよ！欠席するときだけ連絡するように本人にも伝えたんですが…」と言ってました( ; ゜Д゜)

どうやら、認識不足のようです。「今週末は土曜日のグループが休講なので、日曜日のみになります」と言っていたので「じゃぁ、日曜日行くんだよね？って本人に聞いてみますね」と話したら、

「今週末は日曜日でしょ。って言い切ってください！疑問系にしたら、行かなくなるから！」

…確かに。

もしこれで、行かない雰囲気だったら「グループ来てって言われてたよ？と伝えてください。」と言われました。

■モラ族は友達がいない

感情と行動を分ける(選択理論)の話に通じるものですが、モラ様には友達がいません。いや、知らないところで友達がいるのかもしれませんが、友達と遊ぶとか飲みに行くとか全然聞かないので、おそらく居ないんだと思います。でも、それを認めたくもないモラ様。

『結婚したらみんな家族優先で会わなくなっちゃってさー』とか『年賀状も忙しくて出してないから来なくなってー』とか『スマホ壊れたら連絡先わかんなくなっちゃって』とか、言い訳たくさん述べて今は友達と疎遠になったのを正当化してましたが。

これらの理由からも、はっきりと言えます。

モラ様には友達が一人も居ない。

たぶん、対等な関係性を築けないんでしょうね。だから、友達と飲みに行ってストレス発散とかかできないので怒りの矛先が全部娘や私に来るんだと思いますってことを話したら

「ここ(更正プログラム)に来る男性って友達いない人が多いですよ。」

と言ってました。やっぱり対等な関係性を築きにくいタイプがモラ族になるのかもしれません。いや、モラ族だから対等な関係性を築けないのか。納得です。

■『感情』と『行動』を分ける

これ、今日の本題です。

ハラスメントをされていた事を自覚した被害者が「怒り」を加害者であるパートナーにぶつけてしまう事例があるそうです。

今まで我慢してきた被害者は怒りを取り戻し、行動に感情をくっつけてしまう。例えば、つけっぱなしの電気を消してほしいとき、『電気消してね』だけでいいのに『だから、何度も電気消してって言ってるじゃん！』と感情的に注意をしてしまう。これが良くないんだそうです。

更正プログラムを受けた加害者側は、支配や暴力といったものを使わないよう、被害者の話に耳を傾けます。そして、『今まで自分がひどいことをしてきたんだから、今度は俺が我慢をしよう』となることもあるそうです。

そこで水を得た魚のごとく、元被害者が形勢逆転。加害者になってしまう事例が今まであったとのこと。

元加害者であるパートナーに長時間説教をしたあげく『あなたが(今まで私を支配してきたから、あなたが)私をこんな風にさせたんだ！』と、怒りをぶつけます。

…これ、モラ族の典型的な発言と全く一緒ですよね。(ﾉд｀；)

モラへの怒りを取り戻すのはとても大事なことだけれど、その怒りをぶつけるタイミングではないときに、やってしまうと事態は悪化します。

「じゃぁ、夫に怒りをぶつけたい時はどうすればいいんですか？」と尋ねたら

「会社の同僚にイライラしたって相手にはぶつけたりしないでしょう。それと一緒です。お菓子を食べたり、他の同僚に愚痴ったり、映画やショッピングで発散したりしますよね。夫への怒りも同じようにすればいいのです。」と言われました。

グループワークは『ハラスメントのない、より良い関係性を築く』ことを目的としているので、やられたらやり返すの考え方にならないよう、『感情』と『行動』を分けてくださいと教えてもらいました。

なんだか、子育てにも通じるものがありますね。

私の方のグループは月末にあるので、まずはモラ様側のグループに参加させるよう上手く誘導していきたいと思います。