モラハラ王国へようこそ!

モラハラで潔癖症な夫とのモラハラ王国での生活を備忘録的にまとめてみました。

助手席禁止令のその後

モラハラ全盛期のとき

娘は車の助手席に乗ることを禁じられていた

息子が産まれたばかりの頃は、後部座席に私と息子。運転席にモラ様。助手席に娘が乗ることもあったが、息子が卒乳したあたりから、娘は助手席に座ることができなくなった。

モラ様の理由としては

『子供は前に乗っちゃダメなんだよ。俺だって子供の頃は助手席になんて座らせてもらえなかった。』と言っていた。

頑なに助手席に乗せないモラ様。

台風で学童に迎えに行ったときも、助手席には乗せず、車道に出て後部座席に乗るよう指示していた。(左側はチャイルドシートがあって乗ることが出来ないため右側からしか乗れない。)

 

私が運転するときに、娘は「ママの隣に座りたい」と言ってもモラ様は「だからダメだって言ってるだろ!」と怒鳴る。

 

大人二人が前に座っているとモラ様中心の会話になるため、話題に入ることが出来ない娘はだんだん家族で車で出掛けることが嫌になった。

 

私が車の買い替えを検討していて、中古車屋に見に行ったとき、娘が「あたしはここ(助手席)に座って~、弟ちゃんはここで~」なんて楽しそうに娘が話していても

 

 

「だからお前は助手席ダメだって言ってるだろ!!何回言えば分かるんだよ!!」

 

と、怒鳴って先に帰ってしまったモラ様。

 

実際に助手席に座ったわけでもないのに、急にモラれた。娘ますます怯える。

 

 

 

それから、4ヶ月。更正プログラムを受け始め(まだグループ一回しか参加してないけど)、モラモラがなくなったモラ様。

 

みんなで買い物に出掛けたとき、息子ちゃんがスーパーのカートで寝てしまった。そこは家まで車で5分程。私はカートから降ろした息子をそのまま寝かせたかったので、チャイルドシートには乗せず私が抱き抱える形で帰ろうとした。モラ様が運転。

そうすると必然的に娘が助手席になる。

 

それを事前に察知した娘。

 

「あたし遊びに行きたいから歩いて帰るね♪」

 

 

決してモラ様に怒られるからとは言わない。自分が遊びたいから、歩いて帰る。誰のせいでもない自己判断。そんな風を装うことができた娘。成長を感じると共に、モラ様の支配はまだまだ解けていないことがよくわかった。

 

ちなみに、この時モラ様は娘に「助手席に乗って」と言ったが、断る形で娘は遊びに行くと言ってその場を逃げた。